思い出をしまう

こんにちは、雨や曇りが続き、「THE 梅雨」 という感じですね。

THEとつけるだけでなんとなく良く聞こえる不思議・・・。


大雨の影響で被災されたみなさまへ、心よりお見舞い申し上げます。

一日でも早い復興をお祈り申し上げます。


東京五輪が近づき、東京では再度の緊急事態宣言。

地方の感染者も減らず、ワクチン接種は多少なりとも進んでいるようではありますが

まだまだ、厳しい現実の毎日です。

安心して1日を過ごせる環境が早く戻ることを祈るばかりです。


さて、本日も「収納について」のお話ですが、

若干いつもの流れとは変わった形でお伝えしていきたいと思います。

 

思い出をしまう

生きていく上で、思い出となるモノは個人差は多々あれども、みなさんが持つモノのひとつではないかと思います。


通常の整理収納では、「使わない」モノは処分。

というお話をさせていただいておりますが、こと思い出に関してだけはそうはいきません。

「使うか、使わないか」という選択肢で行けば「使わない」となりますが、

取り出して思い出にひたる・・・という意味では「使う」とも言えますかね。

 

思い出の品に関しては「毎日」は使わないし、いつ取り出すか、という事になると

1年に1度も取り出さないモノもあるのではないでしょうか。


そういうモノだからこそ、収納の仕方に困る・・・というお話はよく聞きます。

以前、子どもの作品に関して記事を書かせていただきました。

この時から時間がだいぶ時間が経過しましたが、作品たちを撮影したアルバムさえ

見ることがあったかどうか・・・。

まあこういったものは子ども自身が大きくなった時に見て、自分がどんな絵を描いてどんなモノを作っていたのかを見て楽しめる材料になるのかもしれませんね。


そういった意味でもモノ自体をとっておくよりも見やすく、壊れにくい状態で保存ができますのでやっぱりおすすめです。


ちなみに、息子は中学生になりまして
その後の作品もまた増えております。
遠くない将来、勇気を出して(笑)
片付けて行きたいと思います。

子供の作品以外でも色々と「思い出」が詰まっていて、先々まで保管しておきたいものなどは

どういう収納をしたら良いでしょうか。



◆いつも目にしておきたいもの

であれば、そのモノにあった飾り方で飾るという方法があります。

ただ、その方法によっては日に焼けたり、ホコリがついたりなど、「劣化」を防げないことも

考えられますので、その辺は先を見通して考える必要がありますね。


◆時々手に取ってみたいもの

であれば、「すぐに」とまではいかなくても、簡単に取り出せる場所に保管するのがいいですね。

大きさにもよりますので一概に「ココです」とは言い切れませんが、日常は目につかなくても

思った時に取り出せるような場所をおすすめします。


◆ほとんど手には取らないけれど、何かのタイミングで取り出したいモノ

例えば、いつかお子さんへと引き継いでいきたいなどの大事なモノは、あまり取り出さないような奥の方にしまうことは否定しません。

ただし、こう言った場合は大事なモノであればあるほど、保管する場所の環境には気を付けて

湿気やホコリなどの対策をしっかりすることが必要ですね。

また、1年に1度くらいは取り出して状態を確認するということも必要かもしれません。


以上3パターンで考えてみましたが、十人十色、パターンは人それぞれ、家庭によってもいろいろです。

迷った場合は整理収納アドバイザーへご相談下さいね。



少しでも思い入れがあるモノは

「使わないから捨てる」という風に簡単には割り切れないものです。

人とモノ、モノと生活、など多くの縁から成り立っています。

 

そういう思い入れの意味で処分するかどうか迷うモノは一旦「迷い箱(または場所)」に収納して

時間の経過を待つという方法が良いでしょう。

時間が経過して、そのモノを見た時点でまた判断すると以前とは違った感覚で向き合う事が出来る場合もあるでしょう。

だからと言って、「迷い箱(場所)」があまり大きくなるのはおすすめできません。

あくまで、ぎりぎりのところでしっかりとそのモノや思い出と向き合うことが何よりも大切です。


岩手の整理収納アドバイザー瀬川忍でした( *´艸`)


すっきりと笑顔 FEEL FINE & SMILE ~片づけられない方へ~

岩手県在住の整理収納アドバイザー 瀬川 忍です。

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