まだ雪は多少残るものの、だいぶ春めいてまいりました。
そして卒業や進級の季節ですね。
また、転勤や進学、就職などで引っ越しの季節でもあります。
春休みのこの時期には今まで使っていた教科書などの学習道具と
これからのものが混在して、モノが多い時期でもありますね。
いつもなら学校に置いてあるモノも持ち帰ってくるなどで、モノが多くなります。
そういうモノは置き場所に困りがちです。
普段自宅に無いものは定位置をつくりづらい部分もあると思いますが、
お子さんのいらっしゃるご家庭では、できれば
春、夏、冬の長期休みに備えた一時置きスペースを確保しておくと
とても便利ですし、散らかる心配、そしてモノを失くしてしまう心配がありません。
新学期になってから「アレ、どこに置いたっけ?」
ということが無くなります。
長期休みなど以外の期間はそのスペースは基本空きスペースになりますが
突然、大きな頂き物をしたり、一時的に預かりモノがあったりした時には
そういうスペースを活用できます。
定位置が決まっていないモノを置く場所という定位置をきめておくことも
モノを管理する上で、使える技です。
この技は
家が広いから出来る
というわけではありません。
もちろん、入れ物に対して管理する量が多い場合は、モノがあふれがちになるのは当然のことです。
各お宅には事情がありますので、必ずしもそのためだけのスペースを確保することは
難しい場合もあります。
そこで、
仮にそこは通常は「通路」であったとしても、そこを「定位置」と決めてしまえばいいのです。(通路を塞がないような安全な状態が前提です)
スペースを流動的に利用して、「定位置」を決めるのもひとつのやり方です。
飲食店で言えば、お昼はランチ夜は居酒屋みたいなそんな感じです(笑)
住居を選ぶ時には、収納スペースがたくさんあった方がいいと言う考え方もありますが、
あればある分のモノを詰め込んでしまい、どこに何を収納しているかわからなくなっている
というような本末転倒な状況になってしまうという落とし穴があります。
スペースが無ければ、処分できるものも
とりあえず、ここが空いているから
となぜか収納してしまい、結果的にはゴミを保管している状態・・・という事態も
少なくないと思われます。
収納場所を決める際の「とりあえず」ほど怖いモノはありませんね(笑)
是非、スペースは有効に使っていきましょう。
岩手の整理収納アドバイザー瀬川忍でした( *´艸`)
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