モノには人との関係があります。
人にもモノとの関係があります。
まるで、人と人との関係のように表現していますが、人と人との関係にも似ているところもあります。
人がモノを購入して、所有となります。
大抵のモノは人の手で作られていますね。デザインや、作る工程、売り場までのプロセス。
人の手が介在しないなんて事は、ほぼ無いです。
つまり、モノは人によって作られていて、
そしてそれが、人に所有される
モノには、作る人の意図があって作られます。
人のため
大きく言えばそうですが
人が楽になるモノ
人が楽しくなるモノ
人が癒されるモノ
時には
人を不快にさせる事を意図して作られてしまうモノもあるかもしれません(ちょっと怖い)
デザインを考える人は、例えば、カッコいい!カワイイ!キレイだ!て思ってもらいたいなどと言う意図があるでしょう。
仕組みを考える人は、便利だ!簡単だ!助かる!と感じさせたいと言う意図があるかもしれません。
材料を用意する人は、手触りが良い!固さが最適!と思ってほしいと知恵を絞りだしているかもしれません。
その製作者たちが作り出したモノを生かすには、製作者の意図を知ることが大事なのです。
それが「モノを大切にする」ことにつながると私は思います。
そのモノを作った人が、どう活かしてほしいと思っているかを考えることがモノを大切にすることの第一歩。
毎日何気なく使っているモノ、お気に入りで使っているモノ、または買ったけど全く使わずに置きっぱなしのモノ。
そのモノたちがをどのように活かしてあげることが出来るかが、所有する人によって変わってくるんです。
同じモノを所有していてもまた、所有した人によって活かし方が変わってくる。
こんな風に考えていたら、きりがなくなりますが実はそれだけ深いということ。
モノを大切にするということが「捨てない」ということではないし、「何かに再利用したほうがいい」とも限りません。
また、人とモノとの関係はいつまでも続く、とは限りません。
いつかではなく今
過去ではなく今
はっきりとした具体的な未来
そんな思いを抱きながら、モノと向き合ってみてはいかがでしょうか。
FEEL FINE & SMILE 岩手の整理収納アドバイザー 瀬川忍 でした( *´艸`)
スケールと名刺入れ。前職の仲間たちが贈ってくれた私のお気に入りです。
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