私には小学生の長男と長女がおります。
長男は幼い頃に、ざっくり言えば「発達障害かもしれない」ということがわかり、
専門の機関や医師に相談したり、保育園や学校にも協力していただきながら現在は
ADHD(注意欠如多動性障害)の診断とアスペルガー症候群の傾向も見られるとも言われています。
一見、普通の子と何ら変わりない長男。はじめてそのような話をされた時には親としては複雑な思いがありました。
「障害」という言葉を素直には受け入れられない思い、でも「こだわりの強さ」「落ち着きの無さ」「切り替えが苦手」など、思い当たるところもある。
そのことをきっかけに「発達障害」について調べ、少しずつ学びながら納得をしてきたように思います。
そして今では、よく言われることですがこのADHDであることというのは「個性のひとつ」と考えています。
ただし、生きてくうえ、社会に出ていくうえで少し「生きづらさ」とか「孤独感」などにぶち当たる可能性もあるので、なるべく将来、長男が苦労しないように、一人でもやっていける力を・・・という事だけを思ってやってきております。
本人の為
これが何よりも大事な事だということを常に考えています。
時にこの思いは「自分たち親のため」「周りのため」という部分だけにはなっていないかと、確認しながら、を心がけています。
片付けが苦手な部分、耳からの情報が入りにくいが目からの情報は入りやすい、などの本人の特性をもとに、日々の準備や後片付けなどに関する工夫をしてきました。
保育園の頃は、朝の準備は親がしてあげても良いのですが、年中くらいからは自分ですべて出来るような工夫をしていました。
例えば、保育園バッグの置き場所 そのそばにはハンカチや給食用のおしぼり、などの置き場を設け、自分でそこから用意するような仕組みを作ったり、文字が読めるようになってからは、目に入るところに
「あさやること」と書き
・ごはんをたべる
・といれにいく
・はみがきをする
・きがえをする
などなど、朝やるべきことを箇条書きして、本人が確認できるようにしました。
また「時計の針が3になるまでに」など時間の目安を入れるようにしたりもしました。
時にはチェックシートなるものを作り、出来た時はそこにシールを貼るなどといった
ご褒美作戦でモチベーションをあげたりもしました。
長男にはこれがはまり、いつしか朝の準備に声掛けをすることはほとんどなくても
自分でやれるようになりましたし、小学生になった今でもその流れは変わりません。
忙しい朝は特に、「ご飯食べて!歯磨きして!着替えて!」などなど声掛けも多くなってしまいがちですが、そういった工夫で私自身も楽だし、穏やかな気持ちでいられました(笑)
とくに忙しい時、イライラしているときに限って
「ほら、時計見てよ!」と言うと
「時計見たよ、7時だった。」
というような答えが返ってきます。アスペルガー的発言は本人も悪気はないし、その言葉そのままの意味を考えればその通りなので、仕方ないのですがちょっとイライラが倍増してしまうのはなぜ?(笑)←よく考えれば私の言い方が悪いのですが。
もちろんこのやり方が必ずしもみんなに合うわけではありませんが、そういった本人に合わせた配慮を保育園や学校からも協力して頂きながら、これまでやってきています。
長男がこだわるのは、色々な物事に対して「こうでなくはいけない」ということ。
真面目で良いのですが、真面目過ぎて臨機応変に対応することが少し難しいのです。
イレギュラーを許せないタイプなのです。
が、その「こうでなくてはいけない」という部分と「視覚からの情報は入りやすい」という部分を生かして
モノの定位置管理
を意識させることが出来たような気がしています。
ランドセル、ハンカチ、名札、教科書・・・とにかく持ち物の定位置を決めることで探しモノを減らす。「きまった場所に戻す」という強い義務感は、結果的に定位置管理を促していくれました。
とはいえ、興味のあることが増えてきた今は、興味があることにしか目が向かず、大事なことも放置状態・・・という部分も多々あるのが、母の悩みのひとつでもあります(笑)
彼の机の上は定位置管理が出来ていないので、きったない状態です・・・
しかも、なくし物も多々ありますし。←説得力・・・
先日学校で行った学習に対するテストの結果、学力や理解力などの項目で作られる五角形、他の項目はまあまあ良い結果にもかかわらず、「学習への興味・関心」だけが極端に低く、五角形が変な四角形・・・という衝撃の結果でした。
まあ、本人はさておき(笑)
母である私がそういった日々の苦悩の中の工夫から、整理収納への興味、学びへとつながったということもひとつあります。(ひとつさん)←意味不明な方すみません^^;スルーして
つまり私が整理収納アドバイザーを目指すきっかけのひとつには長男の発達障害があるということです。(あ、またひとつ・・・ww)
また、視覚に訴えるということは「ラベリング」と通じるものがあります。
長女に関しては「ラベリング」には細かく、母のやることを見ているようで、気づくとマスキングテープを使ってラベリングをしてます。
また、「朝やること」のように「ピアノ頑張る」と紙に書いて貼ってみたり、「ぐずぐずしないこと」と、兄が怒られた日に紙に書いて貼ってみたり(兄にすればいい迷惑ですが)と、彼女なりの工夫と思いが行動にあらわれています。
そんな子供たちに教えられながら、日々親である私も、また整理収納アドバイザーとしても成長していかなくちゃなりません。
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