私は、何回かの転職と、アルバイトを経験しております。
業種もさまざま経験しました。
その中で得た、「仕事」をする上で大事な事のひとつ。
オンリーワンではいけないということ
ナンバーワンになれなくてもいい♪ という歌がありますが、仕事においては
オンリーワンではダメなのです。
オンリーワンになった側にしてみれば
「あなたがいないと会社が成り立たないわ」
「いてもらってよかった。」
と会社にとっても、大事にされることが多くなると思います。ちょっと気分もいいかもしれません。
しかし、会社側にしてみるとこれは問題点となります。
「その人しかできない」
というような「職人仕事」は本当に職人であればいいのですが、
事務、作業、管理という部門において一人しか知らないという現状は絶対によくありません。
本来は「誰もがどの部分もやれる」状況が理想かもしれません。が、実際そうなることは難しいですね。
ただし、同じ部署なり部門内ではこれは実現した方がいいことです。
例え、誰かが欠けても誰かが無理せずに補える状況。これが理想です。
経営などの管理部門においても、例えば「社長しか知らない」ものがあってはうまく回らないでしょう。
もし、何かがそのオンリーワンに起こったらどうなりますか?
生きている以上、誰もが同じように何が起こるかわかりませんよね。
そういうことを想定した上で、情報や内容の共有は大事な事。
私が経験した仕事の中では、残念ながら、オンリーワンだらけという会社もありました。
オンリーワンとなる方は、仕事が出来るんですね。そして、責任感も強いんです。
だからこそ、誰かに委ねられない・・・という部分もあるんです。
そういった部分を見直すことで、活きることは「誰かになにかがあった時」だけではありません。
日々のシフト体制のパターンが増えることは働きやすい環境が生まれることにも繋がりますし、シフト作成に頭を悩ますことも減ります。
出産や育児などで、一時不在になる場合のフォローも考えやすくなることで子育て環境も良くなるでしょう。
どこまでの情報を共有するか、どこまでの作業内容を共有するかなどは業種や会社方針でも変わって来るとは思いますが、オンリーワンな状況は絶対に改善する必要があると思っています。
働き方改革についていろいろ言われています。
時代とともに働く環境も変化する必要があるのだと改めて感じているところです。
特に、中小企業こそ取り組んでいくべきことなのかなと思います。
何かを変える時っていうのは、障害が立ちはだかるものですけどね。
「大」きく「変」からこそ「大変」だと昔教えられたことを思い出します。
整理収納の話とは関係なさそうな内容ですが、「情報の共有」という部分で特に、整理収納の理論が力を発揮します。
モノの管理も重要な仕事です。
管理の仕方ひとつで、生産性が違ってくると断言できます。
よく考えてみて下さい。「あの人に聞かないとわからない」「あの人しかできない」「私しか対処できない」
今、自分が倒れたとしたら・・・??
身の回りにそんなこと、ありませんか???
岩手の整理収納アドバイザー 瀬川忍が経験談としてお伝えいたしました( *´艸`)
0コメント