片付けができない人はいる

最近、子ども達の反抗期に反抗してさらにヒートアップさせている母です。

一番の反抗期は私かもしれませんね(笑)



さて、私はもともと片付けが苦手でした。

「嫌い」というのはちょっと違いますが、とにかく面倒くさがりなので

「片付け」=「大変」「面倒くさい」

というイメージからなのか、スイッチが入るまでに時間がかかりました。

スイッチが入ってしまえば、きれいに片づけることは出来ていましたが、

コツを知らなかった

ためにリバウンドを繰り返していましたし、恥ずかしながら散らかった日常にも慣れていた部分もありました。

 

「私、片付けが苦手」「片付けができない」「モノを捨てるのが苦手」

そんな風に思っている方は少なくないと思います。

ただ、そんな風に自分を分析している、自分の片付けに対する評価を自分でできている人は

いずれ片付けが出来るようになると思います。

以前の私のように「コツを知らないだけ」なんです。


そう思うと、誰でも片付けは出来るようになるのではないか・・・と思いませんか?


でもどんなにコツを知っても、片付けが出来ない人はいるんだ!ということに気づいたのです。


うちの娘は割と神経質で、細かい部分まで気づくようなところがあるので、片付けは母よりできる子だと思っていました。

しかし、そうではありませんでした。

引っ越しをして彼女の部屋も出来たのですが、しばらく経っても一向に片付ける気配がありません。

息子の部屋は引っ越しして間もなくきれいに片付いていましたが、娘は段ボールも開け切らず、部屋は散乱した状態が続いていました。


約1ヶ月ほどはあえて手を出さなかった母ですが、とうとうしびれを切らし、片付けてしまいました。


でも、そんな状態の部屋で過ごしていても全く気にしていない様子の娘。

声をかけても「はいはい、後でやるから」といったような流し返事(むかっ)


そんな娘を見ていて感じたことがありました。


片付けはやるかやらないか、

本人が片づけたいかどうかである。

ということです。


いくらこちらから「やり方を教えるよ」「コツはこうだよ」と声をかけたとしても


本人が片付けられないことを悩み、片付けたいと思う事が一番大事だということです。


このように、整理収納アドバイザーのブログを読んだり、片付け本を読みあさり、「どうしたら片付けられるか。」と心から悩んでいる人はきっと片付ける人になれますが、その悩みすら感じてない人は、絶対に片付けることはできないのだということに気づきました。

 

もっと言えば、こうして読んでいてもさら~っと流してしまったり「読んだことで満足」してしまったりすることもあるのではないでしょうか。


「片付けたい」という気持ちが「行動」に移せない限りは、一向に解決しないのだ

という事も言えると思います。

 

片付けに限らず、勉強やスポーツ、もっと言えば人生にも通じてきます。

本当に心から「できない」そして、「できるようになりたい」と悩んでいることはいずれ解決できると思いますが、

「私は出来ない」と思っているだけでは解決しないでしょう。

いくら周りから教えてもらったり、手助けをしてもらっても「出来ない」と思っているうちは出来るようにはなりません。 

まずは悩みがあって、それを解決したいという思い、そして行動があって初めて解決していくものなのだな、と娘の行動を見て改めて感じたのでした。


もし、ずっと悩み続けていながらもなかなか「行動する」ところまでいっていないことがあったら、是非「行動する勇気」をもってみましょう。

そこからはじまることが絶対にあると思います。

出来ないからやらないのではなく、出来ないからこそやってみましょう!!


岩手の整理収納アドバイザー瀬川忍でした。( *´艸`)

すっきりと笑顔 FEEL FINE & SMILE ~片づけられない方へ~

岩手県在住の整理収納アドバイザー 瀬川 忍です。

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